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INTERVIEW

初めての海外

海外留学レポート

O・A

初めての海外

恥ずかしながら今回の留学で初めて海外に行くこととなりました。なんと飛行機も初めてでした。京都に生まれ地元の学校、京都産業大学を卒業し、上賀茂にて勤務。いわば京都に引き篭もり続けること40年弱。初フライトが十数時間。

海外での生活への不安と初フライトの緊張で全く寝れず、ボロボロの身体でホームステイ先に到着しました。

ノリッジでのホームステイ

ノリッジとは聞いたことのない地名、日本人には有名ではありません。ノーフォーク地方の主要都市で、ヒースロー空港から直行しても2時間半。ロンドンからバスなら3時間以上かかりました。

出発前に下調べをしましたがあまりよくわからずスーツケースに荷物をパンパンに詰め込み、北海道よりも北に位置するのでかなり寒くなることを想定し、過剰なまでの重装備で向かいました。

実際の気候は、確かに寒いが京都の底冷えよりましかな? という程度。寒さの質が違い、昼間になっても太陽が低いので気温が上がらない。ほぼ曇り空で青空が無いといったところでしょうか。街自体もノリッジ城を中心に古くからの個人店と無数のパブ、最近できた大きなショッピングモール。特に日本と変わることもなく非常に便利な街でした。

実際にホームステイ先に着いたのは夜遅く、疲れただろうと挨拶もそこそこに早く休みなさいとホストマザーに促され、ベットに入りました。

ホストマザーは高齢の女性の一人暮らし、常に学生を受け入れておられるようで安心して過ごすことができました。一番心配であったのが食事でした。「イギリスで美味いものはないよ」と聞かされていましたので覚悟してきました。1日目に出てきたのは表現は難しいですが気を使ってアジア風にしてくれているなという見た目。これが毎日続くのかと愕然としてしまいました。2日目以降は普通のヨーロッパ風の見た目。普通に美味しく、野菜だけとってみれば日本よりも上。3日目にアジア風なのは一切いりませんとお願いし2ヵ月の美味しい夕食が確保されることとなりました。

学生生活のスタート

学校はホームステイ先から徒歩で約25分、ノリッジ大聖堂の向かいにあります。午前は習熟度別の90分×2。1時間の昼休憩を挟み90分の文化についての授業。その後1時間、タクシードライバー用の特別授業。朝から夕方までみっちり遊ぶ間も無く授業がありました。サボらず毎日学校に行くなんて中学生以来の出来事ではなかったでしょうか?

異国で異国の人とドライブ

EU、東欧諸国、中東、アジア、南米、国も違えば年齢も違う。最初はどうやって入っていこうかと迷いましたが最初の週に明るく人懐っこい南米の生徒がいてくれたおかげですぐに馴染むことができました。

またその友人とは非常に気が合い、こちらがドライバーだと話すと車借りてくるからどこかへ連れていってくれとなりました。日本とイギリスのような左側走行の国は少なく、運転が怖いとのことでした。実際にその週末、レンタカーを借り、ケンブリッジまで2時間弱のドライブ。基本的なルールは同じですがランドアバウトだけが非常に緊張しました。

一般道にしかないとの認識でしたが高速道路のジャンクションがランドアバウトになっていたのは驚きで、冷や汗を流しながら走行しました。上手くいけば乗れるチャンスがあるかもしれないと思い国際免許証を持っていったのが正解でした。イギリスはオービスみたいなものが沢山あるという話を運転後に耳にしました。光らせた記憶はありませんが帰国の日までは少し不安な日々を過ごすこととなりました。

最後に

子供が産まれたり自身の病気であったり、中々タイミングが合わず留学の募集に手を挙げられなく、ようやくこのタイミングで行くことが可能になりました。遅れた分、今回のノリッジに行くことができ、非常に熱い先生方、トラブルにもすぐ対処してくださった学校の職員様、気さくに慕ってくれた友人、また2ヵ月という長い期間の不在を許してくれた家族に深く御礼を申し上げます。またこの恩は必ず仕事で返せるようにしたいです。

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