イギリスへの2ヵ月間留学
海外留学レポート
O・Y
海外留学レポート
O・Y
私はこの度の留学で、イギリスのウェールズの首都であるカーディフへ2ヵ月間滞在いたしました。私のホームステイ先はカーディフの近くのパナーフという町で、50代くらいのホストマザーと犬、また最初の1ヵ月間はイタリアからの女の子の留学生と過ごしていました。
週末は近くに住むホストマザーの娘と孫が遊びに来たり、ホストマザーの友達が遊びに来たりと、とても温かいお家でした。また、学校は電車と徒歩で30分ほど離れたカーディフの語学学校に通い、午前と午後約6時間の授業を週に5日間受けていました。
語学学校には、スペイン、イタリア、フランス、ドイツ、トルコ、サウジアラビア、コロンビア、ブラジル、アルゼンチン、中国など、多くの国からの生徒で大変賑わっており、お昼の休憩時間や週末を一緒に楽しむなど、たくさんのいろんな国の友達を作ることができました。
授業は1クラス10名ほどでレベル別に分けられていました。私はIntermediateのクラスに所属しており、内容は文法を中心として、クラスのみんなや先生とディスカッションをしました。日本にいる時よりも英語を話す機会がとても多いので、リスニング力とスピーキング力を以前に比べて身に付けることができました。
週末は、友達とロンドンやパリ、ブリュッセルへ旅行に出かけたり、学校のアクティビティでハイキングをしたり、ホストマザーの家族や友人と過ごしたり、有意義な時間を過ごすことができました。
私の滞在していたカーディフでは、3月1日から3日の間に異例の大雪となり2日間私の学校は閉鎖され、また会社や学校、お店やスーパーが休みなうえにバスや電車などの交通機関も全て止まりました。学校の先生によると、カーディフで雪が降ったのは2013年以来だそうで、また今回の様な大雪となったのは1982年以来だったそうです。大雪と言っても10~15cmほどの積雪量だったのですが、風が大変強く気温はマイナス5℃という天候でした。めったに雪が積もることのない地域だったので、ちょっとしたパニックが起きており、この時テレビのニュースはどのチャンネルもイギリスでの大雪について報道がされていました。日本で雪が降ってもなかなか学校や会社が休みになることや、電車やバスなどの交通機関が全て止まるということは珍しいので、カーディフでの雪に対する対応にとても驚きました。
カーディフを発つ3日前の3月8日の木曜日、同じクラスのフランス人の女の子が金曜日の最後の授業が終わった後にお別れパーティを計画してくれました。そのパーティでは各自手作りの料理やお菓子や食べ物を買って持ち寄ることとなりました。私は木曜日の学校が終わった後に友達と一緒にパーティで使う食材を買い、留学生用マンションの共同キッチンでスペインの友達3人とフランスの友達1人で一緒に春巻きやスペインオムレツを作りました。みんながパーティのために一生懸命準備してくれている姿にとても感動しました。
パーティ当日の金曜日、他のクラスにも私と同じ日に帰国する生徒がいたので、隣のクラス3クラスを含めた30名ほどが集まった大きなパーティとなりました。私は留学初日から最後まで授業が一緒だった5人の友達にメッセージカードを準備しており、そのパーティの時に手渡しをしたのですが、みんなとても喜んでくれてとても嬉しかったです。また、コロンビアの友達は私のために友達との写真をたくさん撮って送ってくれたり、メッセージカードを一生部屋に飾って孫の代まで私の話をすると言ってくれたオマールの友達がいたりと、私にとってはとても感動的なパーティでした。パーティが終わった後は、仲の良い友達10人ほどでバーへ行って皆で最後の夜を楽しみました。別れ際にはお互いたくさんの感謝の言葉などを伝え合って、また必ず会おうと約束してお別れをしました。みんなと別れるのはとても寂しかったのですが、みんなと盛り上がって楽しい思い出をたくさん作って笑顔でさよならをすることができて本当に良かったです。
また、最終日のホストマザーと別れる際には、マザーからたくさんのプレゼントとメッセージカードをいただきました。最後の20分間、ホストマザーととても感慨深い話をし、笑顔で見送ってもらいました。カーディフから空港へ向かうバスに乗る際には、スペインやスイスの友達がわざわざ見送りに来てくれて、本当にたくさんの良い人たちに恵まれました。
私は今でも留学で出会った友達とマザーと連絡を取り合っており、またいつか会おうと約束をしています。そして私には今、日本へ行きたいという友達がたくさんいます。その友達のためにも1日でも早く英会話ドライバーになり、活躍したいと強く感じました。